STUDIO DILK

趣味とか色々

月見の里南濃 鬼のスタッフ

私の同僚にヒルクラレースに出まくっているウエ氏がいる。
ウエ氏から二ノ瀬の話を聞いて興味を持ったので一緒に行くことになった。

私は二ノ瀬まで自転車で安全に通れる道をしらないので、月見の里南濃まで車で行くことにした。
揖斐川の堤防を南下し、大垣の市街地を過ぎた辺りで258号線に降りた。
このへんも幹線道路があるだけで糞田舎だなあと思っていたら、右の方に高い山が見えてきた。
今日はこれを登るのかあと考えると吐き気がしてきた。

知り合いの話によると月見の里は土日だと結構混んでいる。
大型車と普通車・軽自動車で駐車場が分かれていているらしい。
自転車を降ろしたいので大型車の方で且つ遠くの人目に付かない所がいいなあと思っていた。
到着してみると大型車の方にも普通車が結構駐車してあったので、気兼ねなく大型車の方へ行こうとしたら交通整理のスタッフが車の前に立ちふさがり、鬼の形相で普通車の方へ行けと言ってきた。
なるべく大型車の方に駐車させたくないのかどうかは知らないけど、私はその対応に気分が悪くなった。
っていうかそのスタッフはそうやって一日中車の前に立ちふさがり怒鳴り続けるのか・・・大変だなあ。

普通車の方に行ってみたが、結構狭い駐車場で普段乗っているオーリスだと3ナンバーなのでドアパンチを食らう可能性が大だ。
それを見越して、フィールダーで来たのは正解だった。
しかし満車状態で駐車できないので仕方なく大型車の方へ行った。
鬼のスタッフは他の車に立ちふさがっている最中だったので、その隙に後ろを通過したのだ。
駐車後、別のスタッフにここのルールを確認してみたところ、土日は混雑しているので大型車以外にも開放しているということで、私は何も悪くないということが分かった。

その後、車の横でコソコソと準備をしていたところでウエ氏が到着し二ノ瀬峠へ向かった。
ボトルを忘れてしまったため、ペットボトルをそのままケージに突っ込んだが、走りながらのむのは無理そうだった。

麓の神社からスタートがローディー達のルールらしく、一応私も神社から時間を計測した。
ウエ氏は20分台らしいので単純計算で私は2倍の40分台を目標にした。
上り始めは結構楽じゃんと思っていたが、遥か彼方にガードレールが続いているのを見て一瞬で戦意喪失した。
時間なんて関係ねェ!ドリンクを飲むとき以外は足を着かない!ことに目標が切り替わり、ギアを27Tにした。
途中ガチっぽい2人抜かれ、女性ライダーとすれ違った。
残り1/3くらいのところでウエ氏が下ってきた、タイムは24分くらいらしい。
化け物だと思った。

そこからは2人で登りはじめ、途中一回だけ足を着いてしまったが、なんとか頂上にたどり着いた。
タイムは45分くらいで、ウエ氏の半分くらいだった。
頂上でちょっと休憩して麓へ降りていったが、かなり怖い。
直線だと漕がなくても50キロ以上出る。
寒いし、ブレーキを握る手は痛くなるし、緊張する道だった。

その後、道の駅まで戻り解散となった。
自転車で大型車の方へ行こうとしたら鬼のスタッフが「駄目駄目!ルールは守れ!」って言ってきた。
てめぇ土日は大型車の方も開放してるんだろうが!と思ったが、多分駐輪場に停めろと言いたかったんだと分かり素直に従った。

写真↓