STUDIO DILK

趣味とか色々

12モンキーズ

部屋の掃除をしていたらルイ・アームストロングのベストアルバムが出てきた。

ハロー・サッチモ!?ミレニアム・ベスト

ハロー・サッチモ!?ミレニアム・ベスト

このアルバムに入っているWhat a wonderful world!って曲が最高にいい。
これを買うきっかけになったのが「Twelve Monkeys」という映画のエンディングテーマが気に入ったからだったような覚えがある。

12モンキーズ(Blu-ray Disc)

12モンキーズ(Blu-ray Disc)

中学生の頃、映画を見まくっていた時期があって、たまたま借りたのが12モンキーズだった。
ブルース・ウィリス主演のSFサスペンスだった。

それまではダイ・ハードとかアクション俳優だと思っていたけど、こういう変なイカれた役もやるんだなあと思った。
さらに話も面白かったので、これがこの俳優の一番面白い映画だと今でも思う。

ストーリーは、20世紀にウィルスが蔓延して人類の大半が死んで、生き残った人々は地下で暮らしていた。
主人公のジェームズは地下世界の囚人で、恩赦と引き換えに地上の調査をすることになった。
その調査において鋭い観察眼と肉体的にも精神的にもタフである所に科学者は目をつけて、ウィルスが蔓延する直前にタイムスリップさせ、ウィルスの正体を突き止めるというような話だった。
唯一の手がかりが12モンキーズという集団だった。

というようなあらすじだった気がする。
結局歴史を変えることはできず、というかそもそも科学者は歴史を修正することを目的としていなくて、ウィルスの原体を入手することが目的だと言ってたので、未来での人類の再興が最終的な着地点だったのかもしれない。

エンディングはなんとも救いのないオチで、エンディングにWhat a wonderful world!が流れなんとも言えない気分になる。

その曲のCDが欲しかったが、だれが歌っているのかさえわからなかったし、当時は家にネット環境がなく調べる手段がなかった。
数か月後、どこかの保険会社のCM局に同じ曲が流れ、広報部に電話して曲の詳細を聞きこのアルバムを買った。
今となってはあまり人には言えない黒歴史だなあと思う。